パニック障害。
自分はパニック障害という病気を若い頃に発症し、今でも薬を飲んでます。パニック障害は色々な症状があるんですが、自分の場合、
21歳の時に電車内で突然気分が悪くなった
ところからで、吐き気、動悸、汗が止まらない、などなど、とても立っていられなくなり、その場に座り込み、次の駅で降りると、次第に回復していきました。
その時は「風邪かなあ」とか「寝不足」なんて思ってました。
しかし、これが、電車に乗るとまた症状が出ました。夜の繁華街でも出ました。人混みでも出ました。次第に、いつこの症状が襲ってくるのかわからないので外出が怖くなり、引きこもりがちになってしまいました。
大きな病院で頭から足の先まで調べてもらいましたが、異常なし、何か処置されるわけでもなく、途方に暮れたのを覚えています。そっからなんでも無い日常にすら吐き気などの症状が襲ってくるようになってきて、もはや普通の生活は困難。これが2年続きました。
そんな時、インターネットで自分とまったく同じ症例を発見、パニック障害・・?
精神科は非常に敷居が高く感じましたが、もはや藁をも掴む思いでドアを叩いたのです。そこで言われたのは、自律神経の乱れ、そして、やはりパニック障害。
先生の言葉、
「命を取るような病気ではない。必ずよくなるから心配しないで。」
2年間の苦しみが思い出され、涙をこらえたのを覚えています。
その日もう東京でリハが入ってたので、早速処方された薬を服用しました。電車、リハ、夜の街・・
な ん と も な い !!
いやはや、なんで2年間も悩んでたのか、もっと早く受診すればよかった、色々な思いはありますが、あれから10年以上、薬は残念ながらまだ続けていますが、症状はほぼ無いですし、健康的な暮らしができています。
うつとはちょっと違うのですが、ネガティヴな思考になりそうな時、いやな事を思い出した時、繰り返し繰り返し心配事を考える時に有効な、「息詰め」の方法を書いときます。
まず一回思考を中止して、
・口を真一文字に閉じる。絶対開けない。
・鼻から息を吸い、閉じた口に力強く吹く(閉じているので空気は出ません)
・吹き続ける(息を止めている状態に近いです)
・苦しくなったら口を開けやめる
ちょっと頭の中がすっきりするはずです。
精神科の先生に教えてもらいました。